スポンサードリンク
ゲームについて少し思うこと

殺戮の天使のシナリオから見る『ゲームを先に進めたくなるシナリオ作り』(ネタバレ注意)

このコーナーは管理人えぬわたがゲームを中心としたエンタメについて色んな切り口で雑多につぶやくようなコーナー。とめどなく好き勝手言います。毎週日曜日に更新予定。無理だったら翌日か翌週。

今回のテーマは『ゲームを先に進めたくなるシナリオ作り』

殺戮の天使

先日「殺戮の天使」というゲームをクリアしました。
探索型のアドベンチャーで
自分を殺してほしい主人公レイと殺す代わりに脱出の手助けを頼む殺人鬼のザック

レイ「お願いがあるの お願い、私を殺して」
ザック「一緒にここから出る手助けをしてくれよ。そしたらお前を、殺してやるよ」

この2人による脱出劇です。

このゲームって非常に遊ばせるのが上手だなと感じたのでご紹介です。

(物語の核心には触れませんが人によってはネタバレと感じるかもしれませんので以下ご注意ください)

最初のひきが大きい

冒頭で紹介した「主人公が殺されることを願い、殺人鬼と行動を共にする」という謎の関係。これだけでこの物語の終着はどこなのだろうとひきこまれます。

物語を始めた段階ですぐに物語の最後が気になってゲームを遊ぶって構造が出来上がります。

けっこうゲーム始めた時って「何が目的かよくわからない」ためゲームを続けるモチベーションが上がらないことって結構あるかと思います。
非常に面白いゲームでも、序盤は苦痛ってゲームはあります。

このゲームは最初から遊びたいというモチベーションを与えてくれました。

物語の終幕をさらに予想しにくくする展開と加わる謎

物語の序盤では「殺される約束」と「殺す約束」をした2人。しかし冒険の中、2人の絆は強くなっていきます…。エンディングでは約束通りの展開になるのか、あるいはそれを超越する絆の関係になるのか、さらにはできた絆をぶち壊す展開になるのか。気になってさらに物語を進めていきます。

そして他にも謎めいたキャラや舞台の謎などさらに謎が加わっていくからこそ、どこでもモチベーションが途切れることはありません

終盤のどんでん返し

ここからはネタバレになるので伏字で…

終盤でレイ(主人公)がザック(殺人鬼)を殺す立場ということが判明し、殺し合いが生じます。いや殺し合いというよりもレイがザックに一方的に襲い掛かる。ただしそれは絆で乗り越えるという展開。

しかし、絆が深まれば深まるほど、レイはザックの殺したくなる存在に(ザックは生きる希望に満ちた人、死におびえる人を殺したいわけで、物語の序盤ではレイは死にたくて、死におびえる様はなかった)

でもそれは2人の絆で乗り越えてくれるだろうという期待を持ちつつ、最後には強制的に2人が引き裂かれるという展開。ザックが警察につかまるのです。
しかしエピローグでは脱獄したザックがレイと再会。ザックがレイをさらい、劇中では結末は分からないようになっています。収集の付け方もプレイヤーの好きにさせるという最高の展開。

最後に

このゲーム自体はシステムが特別面白かったり新鮮だったりはしません。
しかしシナリオだけでも常時プレイヤーを惹きつけるものがある。
改めてシナリオの作り方の重要性を再認しました。
5,6時間でクリアできるボリューム感もまさにモチベーションが続くくらい。

個人的にはこういったゲームが好きですね。

ABOUT ME
カブゼル
ゲーム好きがつながるコミュニティの作成を目的として、ゲームイベントの企画などを行います。中の人はえぬわた(@nwata1122)
ツイッターではイベント情報お届けしたり、ゲームの話をしていますのでぜひフォローお願いします!